「Manjaro Linux Gnome 17.1.2」からアップグレードしようとしたら失敗したので
VirtualBoxに「Manjaro Linux Gnome 17.1.8」をクリーンインストールし、日本語入力環境を構築する。
Manjaro Linux のISO(Manjaro GNOME Edition (17.1.8))をダウンロード。
https://manjaro.org/get-manjaro/
VirtualBoxにインストール
ベースはArch Linuxなので、VirtualBoxにはArch Linuxを指定してインストールする。
最初にISOから起動し、以下の項目を選択してください。
各項目でEnterを押下すると変更できます。
・tz=Asia/Tokyo ・keytable=jp ・lang=ja_JP(選択画面で「日本語」を選択)
上記設定値を変更したら「Boot: Manjaro.x86_64 gnome」を押下してOSをLive起動します。
起動すると「Manjaro Hello」というウィンドウが表示されます。
ウィンドウの下にある「インストーラーを起動」ボタンを押下するとインストーラーが起動します。
Manjaro Linuxインストール後
・VirtualBox Guest Additionをインストール
VirtualBoxのデバイスメニューから「Guest Additions」をインストールする。
・homeディレクトリ内のデフォルトディレクトリ名を和名⇒英語化
# LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
一旦再起動
日本語入力環境設定
言語パッケージのインストール
# sudo pacman -S --needed qt5-translations
fcitxのインストール
# sudo pacman -S fcitx-mozc fcitx-gtk2 fcitx-gtk3 fcitx-qt5 kcm-fcitx
.bashrc の編集
ホームディレクトリで
# gedit .bashrc
最後の行に以下を追加
export GTK_IM_MODULE=fcitx export XMODIFIERS=@im=fcitx export QT_IM_MODULE=fcitx
.profile の編集
ホームディレクトリで
# gedit .profile
最後の行に以下を追加
export LANG="ja_JP.UTF-8" export XMODIFIERS="@im=fcitx" export XMODIFIER="@im=fcitx" export GTK_IM_MODULE=fcitx export QT_IM_MODULE=fcitx export DefaultIMModule=fcitx
再起動
入力メソッドにMozcがデフォルトに設定され、日本語入力が可能になります。
こちらも参考に
Manjaro LinuxのFirefoxやLibreOfficeの日本語化
以上